サガルマート(エヴェレスト・チョモランマ) 8850m


ヒマラヤは生きている

ついに見た。中國側(北側)より何回かチャンスがあったが、やはり天候不順やガス(雲)が出てその一端も覗かせなかった。強いガードを守り続けていたが、雲の一片もない快晴には、流石のエヴェレストもその衣を脱いでしまった。神の山、世界一高いお山。何とでも表現できる。ネパールでは認められていない(未公認)が、近代的手法による測定では8850m(ネパールでは8848m)ということだ。GPSでも確認されている。年々数センチの単位で成長を続け、peakの位置はづれて来ているという。世界8000m級の14座のうち8座がネパールにあるという。

神々の御代、数千年を懸けたとしても、ヒマラヤの輝きを語り伝えることは出来ない。朝陽が露のしずくを乾かせてくれるように、ヒマラヤの輝きは人々の罪を拭い去ってくれるのだ。(スカンダ・プラン)

新鮮で、清らかで、不思議に満ちたヒマラヤの風と水は瞑想(サダーナ)の場として数千年の昔から多くの聖者(リシムニ)達を惹きつけてきた。ヒンズー教の神話(スカンダ・プラン)によれば、偉大なる女神ドウルガは、幾つかの異なる性格を持ち、そのそれぞれの性格に応じて違った形の化身として現れてくると言う。パルバティ(山の女神)もドウルガの化身であり、ガウリ(美しい黄色)も同様である。シバ神もカイラシュパティ(聖なる山カイラスの女神)と云う化身を持っている。このようにネパールヒマラヤは神々として人々から崇拝されてきた。

サミットは8848m(ネパール)、是と少し異なる中国、アメリカ説等数種あるが、現時点では8850mだとおもう。恐らくこれが正解だろう。GPSでも確認されている。でも、現在なお成長を続けており、三角地点も少し移動し続けているようだ。ヒマラヤは生きているのだ。

早朝、カトマンズ空港国内線にてチェックイン。搭乗券には座席番号も記されている。席は全員が窓側で左右のどちら側の席があたっても左側席は往路に、右側席は復路に山を見ることができる。次郎さんの席は8A、つまり座席は9番まで。つまり全席で27人分である。普通通路側は使用しない。マウンテン・フライトはもちろん天候に左右されるが、カトマンズの空港周辺が曇っていても、エベレスト方面が晴れていて離陸可能な状態であればフライトは運行され、逆にカトマンズは晴れていても、エベレスト方面が曇っていると運行されない。また2つ以上の非常用の空港の確保が必要とされているようだ。情報のないまま、空港の待合室で天候の回復を待ち(?)、ようやく搭乗呼び出しが入った。搭乗から出発まであっという間に行われ、飛行機はカトマンズ空港を離陸。眼下にカトマンズの町並みを望み、やがて雲の上に出ると白く輝くヒマラヤの山々のパノラマが広がった。マウンテン・フライトはもちろん天候に左右されるが、今日は快晴雲ひとつない絶好の飛行日和。何と幸せなのだろうか。

カトマンズの空港周辺が曇っていても、エベレスト方面が晴れていて離陸可能な状態であればフライトは運行され、逆にカトマンズは晴れていても、エベレスト方面が曇っていると運行されないようだ。ようやく搭乗呼び出しが入った。搭乗から出発まであっという間に行われ、飛行機はカトマンズ空港を離陸。眼下にカトマンズの町並みを望み、やがて雲の上に出ると白く輝くヒマラヤの山々のパノラマが広がった。直接エヴェレストが目視出来た。雲(ガス)一つ無い完璧な快晴だ。小型の遊覧飛行機は揺れもなく快適だった。誠に幸せだった。2010.12.16




 南壁、東北稜がハッキリと見える。(写真の多くは4チャンネルに投稿した。<http://4travel.jp/traveler/houki/album/10531309/>)





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(文中敬称略)


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